インフルエンザ

インフルエンザの予防方法や注意事項をご説明するページです。まずは予防です。手洗い、うがい、マスクをしっかりしましょう。

インフルエンザの予防

マスク・手洗い・うがいによる予防

@マスクの着用:鼻と口を覆うマスクを着用する
・マスクは鼻の上までしっかり覆うこと(吸い込まない・飛ばさない)
・帰宅後はマスクを捨てる
Aうがい:帰宅時、食事の前には必ずうがいをする
B手洗い:流行時期にはどこにウイルスが付着しているかわからないので、手洗いを徹底する

 

 

体調管理と生活環境による予防

@体調管理
 ・睡眠を十分とる
 ・規則的な生活
 ・栄養バランスの整った食事

 

 

 

 

 

 

 

A生活環境
・部屋を換気する
・インフルエンザウイルスは、乾燥している環境で増殖するため、空気乾燥させない(加湿器の使用や、濡れタオルを室内に干す)
・混雑するところはできる限り避ける

インフルエンザの予防接種

ワクチンを予防接種すると、インフルエンザウイルスに対抗するための抗体を作らせることができます。
予防接種はインフルエンザを完全に予防できるものではなく、重症化を防ぐことです。
特に小さなお子様や体力が低下しているお年寄りの方などはなるべく予防接種を受けましょう。

インフルエンザにかかったら

インフルエンザの疑いがある場合
もしインフルエンザの疑いがある場合は必ず医療機関を受診しましょう。
自己判断は重症化したり、インフルエンザを拡散してしまったりします。

 

インフルエンザの治療
インフルエンザの主な治療法は、抗インフルエンザウイルス薬の使用です。
抗インフルエンザウイルス薬は、インフルエンザ発症から48時間以内に使用すると、ウイルスの増殖を抑えて、発熱などの症状が消えるのを早めたり、体外に排出されるウイルスの量を減らすなどの効果があります。

 

抗インフルエンザウイルス薬が処方されたら
抗インフルエンザウイルス薬には、いくつか種類があり、それぞれ用法・用量、使用期間が異なります。
使用方法は必ず医師や薬剤師の指示に従い、途中で止めたりしないでください。

 

子供の看病時の注意(異常行動について)
インフルエンザの患者さまでは抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず異常行動に関連すると考えられる転落死などが報告されています。
異常行動は就学以降の小児・未成年者に報告が多く、発熱から2日間以内に発現することが多いことが知られています。
子供が一人にならないよう保護者の方はしっかり様子を見守り対処しましょう。
窓の鍵を確実にかけるなど、異常行動に備えた対策を徹底しましょう。
意識障害や熱性けいれんが発症したら速やかに医療機関を受診しましょう。
<異常行動の例>
 ・突然立ち上がって部屋から出ようとする
 ・興奮して窓を開けてベランダに出て、飛び降りようとする
 ・人に襲われる感覚を覚え外に走り出す
 ・突然笑いだし、階段を駆け上がろうとする
 ・自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
 ・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る  など
<異常行動の対策の例>
 ・玄関やすべての部屋の窓を確実に施錠する
 ・ベランダに面していない部屋や格子のある部屋で寝かせる
 ・一戸建てであれば1階で寝かせる
 ・目の届く範囲や定期的に様子をみる   など